2018年7月の一覧-相互車体

修理日記

2018年7月の一覧

ふるい車(旧車)もおまかせください!

(18/07/26)

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飯田の修理工場の中で1位、2位を争うほど「外車の入庫がおおい」わが相互車体ですが
実は、旧車の入庫もとても多いのです。旧車のデザインはなんだか趣があっていいですねぇ。
このセドリックは昭和54年4月生まれ。きのじいが10歳の時に発売された名車です。
う~ん、そういえば、小学校の登下校時に見た気がしますねぇ(笑)

ふるい車の修理は楽しいですよ。直してあげるとテキメンに調子が良くなって修理屋冥利につきるなぁ。と
思うわけです。
しかし。困ることもたくさんあるのです。
一番困るのは部品が生産終了になっていることが多いことです。業界では「製廃(せいはい)」というのですが
拝み倒しても再度生産はしてくれません(汗)

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このセドリックさんも足回りのアイドラアームのゴムブッシュが切れて「がた」が生じており
車検に通らない状態でした。
製廃だからあきらめますか・・・・??
いやいや、それであきらめていたら車のプロの相互車体の名が汚れます。部品が無いのなら・・・・・
造ればいいのです!!
試行錯誤、ない頭をひねって、耐久性や材料費を考えつつ、地元のほかの会社様の協力もいただきながら
新しい部品をつくりました!!
交換後はばっちりガタもおさまっています。これで無事、セドリックさんも車検に通りますね。

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相互車体では、よくこんな風に問題解決をしながら古い車や外車の修理を仕上げさせていただいております。
ない頭をひねっている分、お時間をいただく事もございますが、ほかの工場で「部品が無いから直せません!」
と言われたみなさま、ぜひお声かけください!!

スタッフ きのじいのおすすめ商品紹介 その3 「タイヤは命をのせている」の巻

(18/07/09)

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もの凄い雨でしたね。
豪雨被害にあわれた皆様、また亡くなられた方々に謹んでお見舞いを申しあげます。

さて、以前、お客様に「車の中で一番大切な部品はなんですか?」と聞かれたことがあります。
車の中で一番大切な部品。それは間違いなく

「タイヤ」です。

官製はがき4枚ほどの接地面の大きさで車は路面に接しています。逆に言えば、乗っている私たちの命は
わずか「官製はがき」4枚の大きさにたくされているわけです。
どんな高性能な足回りもこの「路面との接地があってこそ発揮される性能」なわけです。
上の写真の縦に2本ある1センチほどのでっぱり。これがスリップサイン。
法令で使用が禁止されている「タイヤ残り溝1.6ミリ」のサインです。もちろん車検に通らなくなります。
そして、これが出現する前から雨の日は滑るようになります。(わたくし若いころに経験済みです(汗))

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また、上の写真白い小石があるところから、下方面に走っている溝は本来はないもの。
つまり経年劣化により生じたひび割れです。
溝があってもこんな亀裂があると「最悪はバースト」する危険があります。

車は便利ですが、命を預ける道具。そしてその命はタイヤが握っている。
「タイヤは命をのせている」
こんな重要な部品をいい加減に考えることは、命を粗末にしている事と同じになってしまう・・・・。

この事実をもう一度お伝えしたく今回はタイヤのお話をさせていただきました。

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